参列者に誓いを立てる人前式
キリスト教形式の結婚式や神社で行う挙式の場合はそれぞれの宗派の神様に結婚の誓いを立てますが、人前式では神様ではなく参列者に誓いを立てるのが特徴的です。特に信仰している宗教がない、こだわりがないカップルなどに選ばれています。堅苦しい決まりごとや式次第などはないので、比較的自由に結婚式が出来るのがメリットです。 誓いの言葉は決まったものはないので自分たちで考えたり、友人などに決めて貰うことも可能です。ユーモアを交えた文章にすれば、会場が盛り上がります。お互いに結婚生活をする上で守ってほしいこと、直してほしいことを書き加えても構いません。誓いの言葉自体が演出となり、会場全体のテンションを上げてくれるのです。
人前式の流れや式次第とは?
人前式では決められた式次第はないので、基本的には自由となります。多くのカップルが取り入れているのは参列者がまず入場し、受付で結婚の証人として結婚証明書にサインをして貰います。サインをしたら会場に入って貰い、決められた席に座ります。参列者に迎えられて新郎新婦が入場し、司会者が開会宣言をする流れです。 新郎新婦は参列者の前で事前に考えておいた誓いの言葉を読み上げて、指輪の交換をします。受付で参列者に書いて貰っていた結婚証明書か婚姻届にサインをして、正式に夫婦となります。司会者が証明書や婚姻届を参列者に見せて、二人が夫婦になったことを報告するのです。報告が終わったら新郎新婦、ゲストが退場していきます。そのまま披露宴やパーティーに進むのです。